mol †
定義は「12gの炭素12に含まれる炭素原子の数 = 6.02×1023個」である。6.02×1023はアボガドロ定数と呼ばれる。
1molは、ある物質を構成する原子または分子がアボガドロ定数個集まった量のことであり、その物質がXグラムあるなら、その物質の量(=mol)は、Xグラムを、それを構成している原子の原子量または分子の分子量で割った値となる。*1
例えば 36g の水は、水の分子量が 18 であるから、その mol は以下のように計算できる
36 / 18 = 2mol
化学反応を考える際に、原子や分子1つひとつではなく、ある一定量の集団としての反応を考えたほうが理解しやすいため、この単位が利用される。
タグ: 単位
ご意見・ご要望をお聞かせください。
molに関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-06-24 (月) 09:11:33