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ランゲルハンス島のPP細胞(F細胞)で産生され分泌される、36個のアミノ酸からなるホルモン。PPファミリーのひとつ。膵臓から分泌されるホルモン全体の1%程度を占める。食後直ぐに分泌が始まり、4〜6時間は高い濃度となる。主に迷走神経を刺激する。膵ポリペプチドは特に肉類の摂取により分泌が促進され、消化管機能や膵外分泌機能の調節因子として働くと考えられている。ヒトでは分子量約1万の前駆体からプロセシングされ、前駆体のC末端から生じる20アミノ酸残基のイコサペプチドとともに細胞外へ分…
健康被害が大きく院内感染の原因菌の大部分を占める以下の6種の病原菌。抗菌薬から逃れる(escape)という意味を含む。-エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)-黄色ブドウ球菌、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)-肺炎桿菌、クレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)-アシネトバクター・バウマニ(Acinetobacter baumannii)-緑膿菌、シュードモナス・エルギ…
胆汁酸のひとつ。百寿者の便中に多く、グラム陽性病原性細菌に対する強い抗菌活性を持つことが報告されている。百寿者の腸内細菌(Parabacteroides merdae, Odoribacter laneus, Odoribacteraceae)によって産生される。タグ:
興奮性アミノ酸のひとつ。Gluとも表記される。中枢神経系において主要な興奮性神経伝達物質で、脳の70%の神経細胞が神経伝達物質として用いる。記憶や学習などに重要な役割を果たす。情報伝達の役割を終えたグルタミン酸は主にアストロサイトに取り込まれ、グルタミン合成酵素によりグルタミンに変換されてアストロサイト外に放出される。その後シナプス前終末に取り込まれてグルタミン酸に変換され、再度シナプス小胞に蓄えられる。一方、グルタミン酸が過剰に増えると、興奮毒性と呼ばれる神経細胞障害作用が…
麦の一種。世界第4位の穀物とされる。小麦より耐寒性があり、生育期間が短い。塩害にも強い。大麦の成分はデンプンが多く、次いでタンパク質が多い。小麦のタンパク質のグルテンとは異なり、大麦のタンパク質はホルデインであることからパンや麺には向かない。現在はパンではなく、粒のまま煮て食したりビールなどの醸造や家畜への飼料として用いられたりする場合が多い。自殖性の二倍体で突然変異が得られやすいことから、実験植物として広く用いられる。栽培オオムギの野生型(H.vulgare subsp. …
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