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胆汁の通り道である肝臓や胆道、胆嚢などのこと。
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西洋梨形の長さ8〜12cm、容積30〜50mlの袋状の臓器。肝臓で合成された胆汁を蓄えたり濃縮したりする。胆囊とも。食事を摂るとホルモンの働きによって収縮して、胆汁を胆管から十二指腸に送り出す。胆嚢の内部に結石ができる病気を胆石症(胆嚢結石)と呼ぶ。
人体の中で最大の臓器。体内のエネルギーを骨格筋とほぼ同じ割合(21.3%)で消費する。重さは体重の約2%を占める(1.0〜1.5kg)。レバーとも呼ばれる。右葉と左葉に分けられ、間には肝鎌状間膜が存在する。右葉は左葉よりも大きく、その下面には胆嚢が存在する。肝臓を構成する細胞は、その大部分を占める肝細胞(肝実質細胞)と、肝臓で作られた胆汁を十二指腸へ運ぶ胆管の細胞である胆管細胞に分けられる。肝臓には細胞(肝細胞とそれ以外の肝非実質細胞)が2500億個もあるとされ、非常に高い再…
肝臓から分泌される胆汁が通る部位の総称。-胆管--肝内胆管--肝外胆管-胆嚢-十二指腸乳頭部
アルカリ性の環境でリン酸化合物の加水分解を触媒するホスファターゼ。ほぼ全ての臓器にあるが、特に肝臓、骨、小腸、胎盤などに多い。臓器ごとに種類が異なり、以下の6種類のアイソザイムが存在する。-ALP1(肝臓)-ALP2(肝臓)-ALP3(骨)-ALP4(胎盤)-ALP5(小腸)-ALP6(免疫グロブリン結合型)肝胆道や骨代謝の異常、妊娠などによって血液中にアルカリホスファターゼが増加する場合がある。
肝臓から分泌され十二指腸に送られる黄褐色で塩基性の液体。主な成分として胆汁酸を含む。胆汁自体に消化酵素は含まれていない。胆汁が十二指腸の膵液が持つ消化酵素を活発化して脂肪やタンパク質を分解して腸から吸収しやすくする。肝臓では胆汁が1日に1リットル程度作られ、胆嚢に溜められる。胆嚢に貯蔵されている間に水分が吸収され濃縮される。肝から分泌された胆汁は胆嚢内に一時貯蔵され、水と電解質の吸収を受けて濃縮される。 このため胆汁中の胆汁酸濃度は、肝胆汁が0.7~1.4g/100mlである…
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