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TCRαとTCRβからなるT細胞抗原受容体を持つT細胞。
ヒトの場合、T細胞のほとんどがαβ型T細胞でありγδ型T細胞は少ない。*1
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TCRγとTCRδからなるT細胞抗原受容体を持つT細胞。ヒトの場合、多くのT細胞はαβ型T細胞であり、γδ型T細胞は少ない(5%未満)。主に粘膜下や皮膚下に分布し、自然免疫的な役割を持つ。細菌感染や原虫感染防御、がん細胞の排除に関わる。がん細胞に蓄積するピロリン酸系抗原を標的とする。抗原認識にMHCを必要としない。したがって、キラーT細胞と異なり、MHCクラスⅠ分子を持たないがん細胞にも攻撃することができる。
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。胸腺から出たばかりのT細胞(ナイーブT細胞)は、リンパ節内でマクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞から受け取った抗原の情報を元に活性化T細胞に分化する。T細胞は抗原(病原体そのもの)を直接認識することができないため、抗原提示細胞からMHCを介して、T細胞の表面に存在するT細胞抗原受容体と言う膜タンパク質で抗原の情報(抗原の破片であるペプチド…
T細胞抗原受容体のサブユニットのひとつ。この遺伝子は7番染色体長腕(7q32または7q35)に存在する。
T細胞抗原受容体のサブユニットのひとつ。この遺伝子は14番染色体長腕(14q11.2)に存在する。
αβ型T細胞を参照。
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