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アルブミンの蛋白分画に含まれるリポタンパク質。*1
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肝臓で合成され、血漿タンパク質の約60%を占めるタンパク質。血液検査の項目のひとつ(ALB)であり、基準値は大体 3.8~5.3g/dL。膠質浸透圧の保持や血液中の様々な物質の運搬などに関与しており栄養状態の指標として用いられる。血液中のアルブミンの10%程度は甲状腺ホルモンと結合している。また、脂肪酸や遊離したトリプトファンに結合してそれらを運搬する作用を持つ。脂肪酸の方がトリプトファンよりもアルブミンに結合しやすい。タンパク質を多く摂取すると血液中のアルブミンの濃度は高く…
血清中のタンパク質の分類。以下の5つに分けられる。-アルブミン(60.9~71.3%)-α1-グロブリン(1.8~2.7%)-α2-グロブリン(5.9~8.5%)-β-グロブリン(6.9~10.5%)-γ-グロブリン各分画に含まれるタンパク質の変動が病態により特徴的なパターンを示すことから、患者の全身状態を把握するためのスクリーニングに利用される。
血清脂質がアポタンパク質と結合してできるタンパク質の球。血液に溶けない脂質(コレステロール)を運ぶ役割をする。構造としては、中心部に脂質であるコレステロールやトリアシルグリセロールを含み、周辺部をアポリポタンパク質やリン脂質が覆っている。リポタンパク質の名称主な成分働きキロミクロントリグリセリド85%腸で吸収した脂質を肝臓へ運ぶVLDL(超低比重リポタンパク質)トリグリセリド55%肝臓から末梢組織に脂肪酸を運ぶIDL(中間比重リポタンパク質)トリグリセリド24%、コレステロー…
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