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黄色ブドウ球菌が産生する細胞溶解素のひとつ。単一の分子で構成される。*1
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皮膚や毛穴、鼻腔などに存在する常在菌のひとつ。グラム陽性の球菌。直径1μm。学名はスタフィロコッカス・アウレウス。アレニウスは「黄色い、黄金」を意味する。ブドウ球菌の中では病原性が高いため、皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こす。黄色ブドウ球菌が生成する毒素であるエンテロトキシンは食中毒の原因となり、加熱しても毒性を失わない。グラム陽性の球菌で、健康な人でも約30%が鼻腔や手指などに持っています。人の手を介しておにぎり、すしの表面で増殖、この菌による食中毒症状…
細胞溶解素の一種。赤血球に作用して溶血を引き起こす毒素。溶血素やへモリジンとも。例えば、黄色ブドウ球菌が産生する溶血毒(エンテロトキシン)に以下の二種類がある。-α-ヘモリジン-γ-ヘモリジン
細菌が産生し種々の細胞に傷害を与える毒素。細胞溶解毒素とも。酵素活性により細胞の代謝を阻害してその細胞を死滅させるものと、細胞膜に孔を開けて細胞を破壊するものとがある。-ADPリボシルトランスフェラーゼ(ジフテリア毒素、ロイコシジン)-N-グルコシダーゼ(ベロ毒素、志賀毒素)-アデニル酸シクラーゼ(百日咳毒)-ホスホリパーゼC(ウエルシュ菌α毒素)-黄色ブドウ球菌α毒素-化膿レンサ球菌のストレプトリジンO
ある物質的特性を示す、原子が2個以上結合してできる物質。
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