健康用語WEB事典

関連する用語

ドーパミンD2受容体のサブタイプのひとつ。線条体や黒質、脳下垂体に発現する。

ドーパミンD1受容体に属するドーパミン受容体のサブタイプのひとつ。線条体や大脳皮質に分布し、パーキンソン病に関わる。中型有棘神経細胞に発現し、報酬学習の獲得に関わる。大脳基底核の線条体に存在するドーパミンD1受容体は運動を誘発する神経回路（直接路）に関わり、この情報伝達が消失すると運動を起こしにくくなる。

カート（khat）と呼ばれる植物に含まれるモノアミンアルカロイド。危険ドラッグにはカチノンの関連化合物を有効成分とするものがある。

危険ドラッグのひとつ。カチノン類に分類される。麻薬であるα-PVPを模した化合物。分子式は C23NO

法律用語では「麻薬及び向精神薬取締法」の対象となる薬物のこと。医学用語では鎮痛作用を持つ化合物（医療用麻薬）を指す。オピオイド鎮痛薬とも呼ばれる。がんに使う鎮痛剤を「麻薬」とひと括りにするのは色々な意味で問題があるということになります。そこで我々医療者は、モルヒネなどがんの痛みに使う鎮痛剤の仲間を物質名の総称である「オピオイド」という言葉を使って呼んでいます。この言い方であれば巷で言ういわゆる“麻薬”は含みませんし、類似の物質で麻薬指定ではない薬剤は含むことができるからです。

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