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恒常的に発現するβデフェンシン。重層扁平上皮の基底細胞層以外で発現する。*1
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デフェンシンの一種。以下の4種類が確認されている。-βデフェンシン1(腎臓、泌尿器)-βデフェンシン2(皮膚、気道上皮)-βデフェンシン3-βデフェンシン4(気道)
抗微生物活性を示す塩基性のペプチド。全ての上皮細胞が分泌する。ディフェンシンとも。-αデフェンシン-βデフェンシン--βデフェンシン1--βデフェンシン2--βデフェンシン3--βデフェンシン4抗菌作用以外にも樹状細胞やT細胞の遊走促進、肥満細胞からのヒスタミン遊離、細胞障害性などの様々な作用を有する。デフェンシンは、様々な微生物に対して抗菌作用を持つペプチドで、ヒト以外にも哺乳類や鳥類、昆虫などの生物にも存在し、自然免疫において重要な役割を果たしていると考えられている。
扁平上皮細胞からなる複数の層を持つ重層上皮(扁平上皮)。最表層の細胞が扁平な形をしている重層上皮。実際には表層の細胞が扁平であるのに対し、深層に向かうにつれて立方状、そして最下層の細胞は円柱形をなすのが一般的である。表層の角化物(細胞の死骸)の有無によって以下のように分類される。-角化重層扁平上皮-非角化重層扁平上皮
主に遺伝子発現のことを指す。
表皮の基底層を構成する、ケラチノサイトの幹細胞を含む細胞。隣接する細胞や基底細胞下にある基底膜と結合するためにデスモソームや裂隙接合、ヘミデスモソームを持つ。
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