β遮断薬(β-blocker) †
アドレナリン受容体のひとつであるβ受容体に対するリガンドの結合を阻害する薬剤。βブロッカーとも。
心拍数を下げたり心筋の収縮力を抑えたりする作用があり、主に高血圧や不整脈、心筋梗塞、狭心症、心不全の治療薬として用いられる。周術期においても心筋虚血予防効果や心房細動抑制効果などを発揮する。*1*2
主にシトクロムP450によって代謝され、特に影響が大きいのはCYP2D6とされる。
*1βアドレナリン受容体遮断薬のゲノム薬理学 九州大学大学院医学研究院 臨床薬理学分野 三輪宜一 笹栗俊之: http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/handle/2324/16336/fam100-10_p322.pdf
*2周術期管理におけるβ遮断薬の有用性 坂本篤裕(日本医科大学 麻酔学 教授): http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol36/02/jsms36_135_136.pdf
*2周術期管理におけるβ遮断薬の有用性 坂本篤裕(日本医科大学 麻酔学 教授): http://www.saitama-med.ac.jp/jsms/vol36/02/jsms36_135_136.pdf
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このページの最終更新日時: 2019-05-04 (土) 08:24:17