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多くの植物種に共通して存在するトリテルペン。グリチルリチンの前駆体。*1
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トリテルペン配糖体の一種。漢方である甘草(リコリス)の主成分。前駆体はβ-アミリン。グリチルリチン酸とも。砂糖の150~300倍の強い甘味を持つとされる。体内でアグリコンのグリチルレチン酸に代謝される。医薬品(肝臓疾患改善薬)、化粧品、天然甘味料原料として利用される。以下のような作用が報告されている。グリチルリチンには,抗炎症作用をはじめ,副腎皮質刺激作用,コレステロール低下作用,胃粘膜保護作用,抗アレルギー作用,鎮咳・去痰作用などの多岐にわたる薬理作用があることが報告されて…
三大機能性トリテルペンのひとつ。β-アミリンを基本骨格とする。ブルーム(ブドウに付着している白い粉)の主成分。ブドウ以外にもオリーブやシソなど多くの植物に含まれる。また、虫歯菌の増殖抑制や抗老化など多様な生理活性を持つことが報告されている。
6つのイソプレンを含むテルペノイド。炭素数30。植物が生産するトリテルペンで最も多いものはオレアナン型(β-アミリン、タラキセロール、ゲルマニコール、オレアノール酸など)で、続いてウルサン型(α-アミリン、ウルソール酸など)、ルパン型(ルペオール、ベツリン酸など)などの五環性トリテルペンとされる。オレアノール酸、ウルソール酸、ベツリン酸の3種類は三大機能性トリテルペンと総称される。
テルペノイドの一種。マメ科の植物はβ-アミリンを共通の基本骨格に持つトリテルペノイド(グリチルリチンやソヤサポニンなど)を生産する。
ある物質が化学反応によって生成される元となる物質のこと。
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