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β-1,3結合でグルコースが重合したグルカン。キノコのβ-グルカンの主鎖となる。*1
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ミドリムシが光合成によって産生する特有の多糖類。グルコースがβ-1,3結合により直鎖状に重合した、β-1,3-グルカンの高分子体。不要な油や物質を排出したり、プリン体を摂取した時の吸収を抑制するなどの効果があるとされる。医療分野への応用も行われている。今回、セルロースと同じβ-グルカンの一種であるβ-1,3-グルカンを持ち、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)特有の成分である、パラミロンを用いたフィルムを作製し、創傷治癒について検討しました。今回の研究の結果、創傷治癒に使用…
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
カンジダ属やアスペルギルス属による真菌症に対するキャンディン系抗真菌薬。プネウモカンジンB0の環状ペプチドにアミノ基の修飾(ヘミアミナール部分のヒドロキシ基をジアミノエタノールで置換)を加え、水溶性で抗真菌活性の向上させた誘導体。商品名はカンサイダス。β-1,3-グルカンの生合成を阻害し、カンジダ属に対しては殺菌作用、アスペルギルス属には菌糸の伸長抑制作用を示す。ミカファンギンやアニデュラファンギンよりパラドキシカル効果を起こしやすいとされる。
β-グリコシド結合のひとつ。2つ糖類(β-アノマー)の1位の炭素と3位の炭素の間に形成するもの。
真菌の細胞壁を構成するβ-1,3-グルカンの合成を阻害する抗真菌薬。エキノキャンディン系やカンジン系とも。他の薬剤が効きにくいバイオフィルム中のカンジダ・アルビカンスに対しても効果がある。-カスポファンギン(キャスポファンギン)-ミカファンギン-アニデュラファンギン
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