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β-アノマーとなるD-グルコース。
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グルコース(β-D-グルコース)とガラクトース(β-D-ガラクトース)がβ-1,4結合した二糖類。分子式は C12H22O11哺乳類の乳中の主な糖であり、乳糖とも呼ばれる。母乳には約7%、人工乳には5~8%のラクトースが含まれる。ラクトースはラクターゼによってグルコースとガラクトースに分解されて吸収される。ラクターゼが少なくなると乳糖不耐症が起こる。1’位(β-D-グルコースの1位)のヘミアセタール部分はアルデヒド型と平衡であり、還元性や酸化性、変旋光を示す。遊離しているミュ…
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
アノマーのひとつ。カルボニル炭素のヒドロキシ基と最も大きい番号の不斉炭素原子上の置換基が同じ方向にあるもの(シス型)。グルコースの場合、1位の炭素に結合しているヒドロキシ基の位置が4位の炭素に結合しているそれと逆の方向にあるもの。グルコースを水に溶かすと63.5%はβ-アノマーの状態となる。
グルコースのD体。-α-D-グルコース-β-D-グルコース
β-D-グルコース-β-L-グルコース
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