最近更新された用語
関連する用語
σ受容体(シグマ受容体)のひとつ。リガンドとの結合によって、脳の特定領域のグルコース利用の調節や鎮咳作用、神経保護作用、抗精神病作用、抗認知症作用、コカインやメタンフェタミンの反復投与による感作に対する抑制作用、オピオイドによる鎮痛作用に対する拮抗作用などを示す。細胞の小胞体上に存在し、IP3受容体と直接連絡して細胞内のカルシウムイオンの動員に関わる。リガンドが結合すると、小胞体から細胞膜へと移動し、細胞内カルシウムの増加やNMDA受容体の活性化、神経興奮などを引き起こす。フ…
σ受容体(シグマ受容体)のひとつ。運動機能や回腸機能の調節をしていると報告されている。ベンゾモルファンが弱い親和性を示し、シラメシン、BD1008、イボゲインが強い親和性を示す。σ1受容体リガンドと同じくσ2受容体リガンドは背側海馬CA3領域におけるNMDAに対する神経活動を増強することが報告されている。
NMDA受容体に対する非競合的アンタゴニスト。NMDA受容体のカルシウムチャネル内に存在するフェンサイクリジン結合部位に結合し、NMDA受容体を阻害する。MK-801とも。ジゾシルピンの開発によって、NMDA受容体のフェンサイクリジン結合部位はσ受容体と区別されるようになった。PCP結合部位に特異的に結合するが,シグマ受容体には親和性を持たないジゾシルピン
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。