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糸状菌が持つポリケチド合成酵素。芳香族化合物を合成する。*1
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分子構造中にベンゼン環を代表とする環式構造を含み、独特の芳香を持つ化合物。単に芳香族とも呼ばれる。最初に発見された芳香族化合物はベンゼン。化学的には環式構造内に4n+2個のπ電子を持つ化合物。ベンゼン環をもつ化合物は、全て芳香族化合物に分類することができ、トルエン、フェノール、アニリンなどがこれにあたる。また、ベンゼン環を複数持つ化合物も芳香族化合物であり、ナフタレンやアントラセンなどがこれにあたる。
ベンゼンのメタ位にヒドロキシ基2つが結合したジフェノール。レゾルシンやm-ベンゼンジオールとも呼ばれる。無水フタル酸と反応してフルオレセインとなる。糸状菌の持つポリケチド合成酵素(Ⅲ型PKS)がレゾルシノールを合成することが報告されている。
菌の一種。代表的な糸状菌はカビ。植物の病気を引き起こす病原体の約8割を占める。
ポリケチドの合成を触媒する酵素。タンパク質の構造の特徴から、以下の3つのタイプに分類される。-Ⅰ型PKS-Ⅱ型PKS-Ⅲ型PKS
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