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虫歯の専門的な呼び方。漢字では齲蝕。
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虫歯菌が作る酸によってエナメル質に穴が開き、象牙質や歯髄が侵食された歯のこと。う蝕やカリエスとも呼ばれる。虫歯は進行度合いによって5段階に分類される。 C はカリエスの頭文字である。虫歯の段階虫歯の状態C0穴が開く前の初期段階C1エナメル質にだけ穴が開いた状態。削って詰める必要あり。C2エナメル質を突き破り象牙質に達した状態。歯がしみるなどの症状が現れる。C3歯髄に達した状態。酷く痛む。C4歯髄が壊死し、歯根に達した状態。放置すると顎に侵食する。虫歯の原因となる主な虫歯菌はミ…
口腔に生息する細菌。う蝕や歯周病の他、全身の疾患と原因となる場合がある。ほとんどの乳児の口腔には母親由来の口腔細菌が定着することが知られている。母親に由来する口腔細菌の構成割合は、母乳で育てられている乳児より人工乳で育てられている乳児で有意に高いとされる。タグ:
甘味料として食品に使用される難消化性の糖質。化学的には糖が還元されてアルコール(ヒドロキシ基を持つ化合物)となったもの。アルドースまたはケトースを還元して得られるポリヒドロキシアルカン。糖アルコールの「アルコール」とは化学的な意味であって、酒類のアルコール(エタノール)とは異なる。糖アルコールはミュータンス菌などによって代謝されないためプラークの原因にならず、また、小腸で分解・吸収されにくいという特徴を持つ。マルチトール等の糖アルコールは非う蝕性で Streptococcus…
グルコースとフルクトースがα-1,6結合によって結合した二糖類。スクロースの異性体。イソマルツロースとも呼ばれる。スクロースと同じカロリーでありながら、血糖値の上昇とインスリンの分泌量が有意に低い。また、虫歯(う蝕)の原因にならない。パラチノースに水素を添加した還元パラチノースは甘味料として使用される。
病原体の骨への感染によって起こる、骨髄の炎症。う蝕の進行によって顎骨に起こる(顎骨骨髄炎)。
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