がん遺伝子(oncogene) †
細胞周期やアポトーシスに関わる遺伝子が変異して、がんの原因となる異常な働きをする遺伝子。オンコジーンとも呼ばれる。変異する前の遺伝子はがん原遺伝子と呼ばれる。
私たちは、いわゆるガン遺伝子(オンコジーン)というものを持っています。名前が誤解を招きやすいような気がしますが、正確には、「組織がガン化するときに異常な働きをする遺伝子」のことをガン遺伝子といいます。*1
例えば、増殖を促進するタンパク質の遺伝子に異常が生じて、常に増殖シグナルを送るタンパク質が作られるようになると、細胞の増殖が止まらなくなる。*2
がん抑制遺伝子は、これを抑える働きをする。
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:05:06