健康用語WEB事典

ばね指(trigger finger)

を曲げるである屈筋腱指屈筋腱)が起こす腱鞘炎。正式には屈筋腱腱鞘炎と呼ばれる。

の曲げ伸ばしの際に引っかかりがあり、ばねのような反動が付く。痛みを伴う場合が多い。

原因は腱鞘が狭くなり、屈筋腱が滑らかに動けなくなること。の酷使で起こり、中年女性に多いとされる。*1

屈筋腱によって曲げることができます。こののひら側の先から前腕筋肉につながっています。その通り道で、は浮き上がらないように「靱帯(じんたい)性腱鞘」と言われる数カ所のトンネルの中を通っています。手指の使い過ぎなどで繰り返し刺激が加わることで、の付け根付近のトンネルで炎症が起こり、腱鞘が肥厚してくることでうまく腱が通らなくなってくるのです。*2

*1ばね指|関西医科大学附属病院: http://www.kmu.ac.jp/hirakata/visit/search/sikkansyousai/d16-001.html
*2腱鞘炎 |よろず相談|高知大学医学部附属病院ホームページ: http://www.kochi-ms.ac.jp/~hsptl/kouhousi/yorozu/038.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:05:07