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皮膚T細胞性リンパ腫において最も頻度の高い症状とされる皮膚病変。高齢者に多く、発生箇所は日の当たらない部分が多いとされる。初期は乾癬など他の炎症性皮膚疾患に似た皮疹・紅斑が現れ、進行すると皮膚の萎縮や色素沈着、隆起やびらん、しこり、紅皮症などが起こる。場合によってはリンパ節や内臓に浸潤して致命的。タグ:
IgA抗体が原因となり、新生児の表皮真皮境界部や気道粘膜に水疱・びらんを引き起こす稀で致死的な疾患。原因は母乳に含まれる分泌型IgAであることが報告されており、母乳栄養を中止することで患児の重症化を防ぐことができると考えられている。タグ:
急性の胃炎。外因性および内因性の刺激によってびらんや潰瘍、出血などを伴い急激に発症する。発症原因が消失すると短期間で治癒する。胃前庭部と胃体部の粘膜の多形核細胞の炎症によって特徴付けられる。急性のびらんは損傷から早くて12時間後に起こる。症状は急激な上腹部痛、悪心で発症し、時に嘔吐や吐血を伴う。薬剤の副作用として起こる急性胃炎は、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)によるものが多い。タグ:
大腸粘膜にびらんや潰瘍ができ、腹痛や下血を伴う下痢を起こす原因不明の難病。2017年における患者数は国内20万人と推定され、クローン病と同様に増悪、寛解を繰り返し、治癒がない疾患とされる。ストレスが一因とされる。治療薬はサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)やメサラジン(ペンタサ)、シクロスポリンなど。手術治療では大腸を全て取り除き、小腸の断端に便を貯める機能を持たせる。
αヘルペスウイルスの一種。皮膚や粘膜に水疱やびらんを発生させる。発熱が起きる場合もある。ウイルス粒子表面に存在する糖タンパク質のうち、グリコプロテインB、グリコプロテインD、グリコプロテインH、グリコプロテインLが細胞への感染に必要であることが報告されている。以下の2種類が存在する。-単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)-単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)
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