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コールタールに含まれる発がん性物質。コドンとアミノ酸の関係解明のために使用された。*1
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国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。症状は、細胞が無秩序な増殖を繰り返し、周囲の組織や他の組織にまで侵入(浸潤)し、自他の組織を破壊する悪性腫瘍となる。がん細胞は、ATPを常に解糖系で生成しており、大量の乳酸を生じさせる(ワールブルク効果)。また、浸潤や転移を行うために、基底膜のメラニンやコラーゲンを分解するための酵素の活性が高くなっている。がん細胞自体は1日5000個程度生まれていると考えられているが、生体の免疫によってがん細胞は…
アクリジンの誘導体である色素。遺伝子結合性薬物のひとつ。抗マラリア薬のひとつ。メパクリンとも。商品名はアタブリン。プリオン病が一時的に改善するが、副作用が強いことが報告されている。
化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOHRの部分は側鎖と呼ばれ、アミノ酸ごとに異なる。タンパク質を食べると体内でアミノ酸に分解される。人体の約20%がアミノ酸で構成されている。アミノ酸は500以上の種類があるが、人間が必要とするアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は必須アミノ酸である。アミノ酸は十分なエネルギーの存在下…
DNAやRNAの塩基配列は、3つの塩基を1単位とし、1つのアミノ酸に翻訳される。この単位のことをコドンと呼ぶ。4種類の塩基からつくられる遺伝暗号は、コドンという三つの塩基配列の組み合わせにより、20種類のアミノ酸に対応させることができるのです。ほとんどのアミノ酸は複数のコドンを持つが、トリプトファンはUGG、メチオニンはAUGの一種類しか持たない。最も多くのコドンを持つアミノ酸はアルギニン、セリン、ロイシンで、それぞれ6種類を持つ。使用頻度の高いコドンの種類は生物種によって異…
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