健康用語WEB事典

アクロレイン(acrolein)

アルデヒドのひとつ。不飽和結合を持つアルデヒドの中で最も小さく反応性が高い。分子式は C3H4O

アクロレインの化学構造

喫煙有機化合物の燃焼時に発生し、強い毒性を示す。酸化ストレスを原因とする疾患においては細胞にアクロレインが過剰に発生しているとされる。アジドと特異的に反応する。*1

リノレン酸を多く含む油脂の加熱によっても発生し、油酔いの原因となる。*2

*1アクロレインの可視化に成功 - プレスリリース|大阪府立大学: https://www.osakafu-u.ac.jp/news/publicity-release/pr20160412
*2加熱調理中に気分が悪くなる「油酔い」の発生メカニズムを解明。飲食店など調理現場の環境改善に期待 | 2013年のプレスリリース | プレスリリース | 東京工科大学: http://www.teu.ac.jp/press/2013.html?id=176

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このページの最終更新日時: 2018-03-14 (水) 15:54:35