健康用語WEB事典

関連する用語

アセタゾラミド

利尿薬として作用するスルファニルアミドのアナログ。炭酸脱水酵素を阻害し房水の産生を抑える作用を持ち、緑内障の治療薬となる。商品名はダイアモックス。尿量を増加させることで浮腫の治療に優れた効果を発揮するが、炭酸水素ナトリウムの排泄促進作用も持つため、連続投与によってアシドーシスを引き起こす。この欠点を解消したものはクロラミノフェナミド。

飢餓性ケトアシドーシス

糖質の摂取不足によるケトン体産生の亢進が原因となるアシドーシス。

多臓器不全

生存に関わる複数の臓器が同時あるいは短期間に次々と機能不全に陥る致命的な状態。

カエデ糖尿症

分岐鎖α-ケト酸デヒドロゲナーゼ複合体の先天的欠損が原因となる疾患。メープルシロップ尿症や楓糖尿病とも。生後1～2週間で突然発症し、致命的なアシドーシスや神経障害が起こる。生存しても精神的・肉体的発達の障害（遅滞）が起こる。症状は嘔吐、反射消失、筋緊張低下、痙攣、意識障害、無呼吸、精神運動発達遅滞。

ヘモグロビン

赤血球に含まれる鉄を含んだタンパク質。血液100ml（1dL）あたりに12〜18g存在し、血液の成分では水の次に多い。血色素とも呼ばれる。酸素が多く存在する肺や動脈では、酸素と結びついて酸化ヘモグロビンとなり鮮やかな赤色になる。逆に酸素の少ない末梢組織では酸素を放出して還元ヘモグロビンとなり黒ずんだ色となる。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンは磁気的な性質が異なる。酸化ヘモグロビンは反磁性体であり、還元ヘモグロビンは常磁性体であるため、これはfMRI（BOLD）に利用される。…

肝臓 アルコール性ケトアシドーシス 代謝性アシドーシス 炭酸水素ナトリウム 糖尿病性ケトアシドーシス ケトアシドーシス クロラミノフェナミド ケトン体 酸性 尿 血液 脳 尿細管性アシドーシス 体液 代謝 乳酸アシドーシス アシデミア

参考文献一覧

*1日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科医局-情報-妊娠悪阻: http://www2.nms.ac.jp/hahanet/sign1_1_1.html

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