健康用語WEB事典

アセスルファムカリウム(acesulfame potassium)

スクロースの約200倍の甘さを持つ甘味料インスリン分泌血糖値に影響を与えない。アセスルファムKとも表記される。分子式は C4H4KNO4S

1日の摂取量の上限は 15mg × 体重(kg)

ヒトにおいては、アセスルファムカリウムを服用後24時間以内に、97.5~100.0%が尿中に排泄され、?中への排泄は、0.7~0.8%であり、服用後7日間にほぼ全量が排泄されている。尿中排泄量から推定すると、ヒトにおける吸収率はほぼ100%である。また、服用後1~1.5時間以内に最高血中濃度に達し、半減期は約2.5時間であった。*1

アセスルファムカリウムの使用量の基準*2

食品やその素材1kgあたりに使用できるアセスルファムカリウムの量は以下の通り。

品目使用量上限(g/kg)
生菓子、菓子、あん類2.5
チューインガム5.0
ジャム類1.0
漬け物1.0
氷菓、アイスクリーム1.0
たれ1.0
フラワーペースト1.0
果実酒、雑酒0.50
清涼飲料水0.50
飲料、乳酸菌飲料、発酵乳0.50
コーヒー紅茶等の砂糖代替食品15
その他0.35

ただし、特別に許可や承認を受けた場合はこの限りではない。

*1厚生労働省行政情報 アセスルファムカリウムの指定について: http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/0/7768026d2059d2334925686900194dab?OpenDocument
*2厚生労働省行政情報 アセスルファムカリウムの指定について

ご意見・ご要望をお聞かせください。


アセスルファムカリウムに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-01-23 (火) 11:03:39