健康用語WEB事典

アセタゾラミド(acetazolamide)

利尿薬として作用するスルファニルアミドアナログ炭酸脱水酵素を阻害し房水の産生を抑える作用を持ち、緑内障の治療薬となる。商品名はダイアモックス*1*2

アセタゾラミドの化学構造

尿量を増加させることで浮腫の治療に優れた効果を発揮するが、炭酸水素ナトリウムの排泄促進作用も持つため、連続投与によってアシドーシスを引き起こす。この欠点を解消したものはクロラミノフェナミド*3

*1岡山大学医学部附属病院 薬剤部薬品情報室発行 薬の窓口 緑内障とはどんな病気?: http://pharm.hospital.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2013/02/mado265-1.pdf
*2くすりの事典 2020年版 片山志郎 成美堂出版(2019/6/30): https://amzn.to/3i8J1I1
*3サルファ剤 : 染料から生まれた薬(授業に役立つ薬のはなし) 高柳輝夫: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/41/8/41_KJ00003523081/_article/-char/ja/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


アセタゾラミドに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



添付ファイル: fileacetazolamide.png 閲覧数 561回 [詳細]

この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-09-30 (水) 16:16:33