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脂肪酸結合タンパク質のひとつ。心臓由来脂肪酸結合タンパク質とも。心筋の細胞質成分に豊富に存在し、心筋細胞内で遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与し、心筋細胞へのエネルギー供給に重要な働きを担っている。胸痛発症後2時間以内の超急性期から鋭敏に反応する心筋傷害のバイオマーカー。胎生期の脳において発現は認められないが、成熟期の脳の神経細胞に発現し、神経細胞での脂肪酸の取込みや輸送に関与している。大脳皮質から線条体へのグルタミン酸作動性神経の神経終末と、線条体のアセチルコリン作動性神経の細胞…
痙攣や不随意運動期に見られる異常な姿勢保持。他者にさせられた姿勢を取り続ける。強硬症とも。ハロペリドールなど抗精神病薬によるカタレプシーにおいて線条体からのヒスタミンの遊離亢進が報告されている。ドーパミンD2受容体とNMDA受容体のバランスが崩れること(黒質からのドーパミン作動性神経活動低下と線条体の内在性アセチルコリン作動性神経活動の亢進)で発症することが知られている。
神経伝達物質としてアセチルコリンを放出する神経。アセチルコリン作動性神経とも。アセチルコリンの生合成を触媒するコリンアセチルトランスフェラーゼが特異的に発現する。タグ:
シヌクレイノパチーのひとつである認知症。パーキンソン病の症状もある場合が多い。アルツハイマー型認知症とは異なり、朝は正常だが夜に認知機能が低下する、手足の力はそれほど弱っていないのに転倒しやすくなる、睡眠障害の合併、具体的な内容が繰り返される鮮明な幻視などの症状が特徴的。神経症状に加えて精神症状も現れる。アセチルコリン作動性神経が障害されやすく、脳内のアセチルコリン量を増加させるドネペジルの投与により認知機能が改善することが報告されている。
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