最近更新された用語
関連する用語
脂肪細胞のひとつ。ひとつの大きな脂肪滴を持つため、単胞性脂肪細胞とも呼ばれる。トリアシルグリセロール(中性脂肪)を皮下脂肪や内臓脂肪として体内の余分なエネルギーを蓄積する。白色脂肪細胞の細胞表面にはインスリンの受容体が存在し、インスリンが結合することで血液中からグルコースを取り込み中性脂肪として蓄える。また、アディポサイトカインを分泌して全身の機能調節に関わる。交感神経(アドレナリン受容体)によって活性化され、必要となった時に、蓄積している脂肪をエネルギーとして使用するために…
脂肪細胞が生産、分泌するサイトカインの総称。アディポサイトカインとも呼ばれる。アディポは「脂肪」、カインは「サイトカイン」のことである。-レプチン-アディポネクチン-レジスチン-アンジオテンシノーゲン-遊離脂肪酸-IL-6-MCP-1-TNF-α-PAI-1-HB-EGF
脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインのひとつ。インスリン抵抗性を引き起こす。インスリンの働きに抵抗する物質であることから名付けられた。
36個のアミノ酸からなるアディポサイトカインかつマイオカイン。血管内皮などから分泌され、血管内皮由来の一酸化窒素を放出して血圧を降下させる。また、強力な心筋収縮作用を持つ。脂肪細胞からのアペリンの分泌が低インスリンおよび高グルココルチコイド濃度の条件下で低下することが示唆されている。マウスに対するアペリンの投与が心臓でのアンギオテンシン変換酵素(ACE2)の発現量を上昇させることが報告されている。これは心不全の改善作用を有する可能性を示唆する。
脂肪萎縮症は本来脂肪組織から分泌される善玉アディポサイトカインであるレプチンなどが減少することにより、脂肪肝などの著明な内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性、重症糖尿病を呈します。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。