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アデノシン受容体(adenosine receptor)

アデノシンリガンドとする受容体アデノシンAMPADPATPの順で作用しやすいプリン受容体のひとつでもあり、P1受容体とも呼ばれる。*1

アデノシンが結合することでドーパミンの働きを抑制して興奮や覚醒を抑える。カフェインアデノシンに似た化学構造を持つため、この受容体に結合することができ、本来結合するはずのアデノシンの結合を阻害する。その結果として覚醒が起こる。*2

以下の複数の種類が存在する。*3

*1プリン受容体の作用とその薬理学的分類 : モルモット副腎髄質細胞とラット胃輪走筋を用いた研究 : HUSCAP: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/51476
*2技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*3アデノシンA2A受容体の研究 日本医科大学千葉北総病院脳神経センター 三品雅洋: http://plaza.umin.ac.jp/~mishina/PDF/AdenosineA2AReceptors.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-05-20 (月) 10:09:38