健康用語WEB事典

アトロピン(atropine)

コリン作動性神経ムスカリン受容体に対するアンタゴニスト硫酸との硫酸アトロピン)として使用される。ヒヨスチアミンラセミ体であり、dl-ヒヨスチアミンとも。*1

アトロピンの化学構造

平滑筋心筋外分泌腺などを支配するコリン作働性の節後神経に選択的に作用する。消化管の運動を抑制する。*2

*1東邦大学 薬学部薬物学教室 田中光 行方衣由紀 濵口正悟 心臓の病気と治療薬: http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/shinkin/medicine/medicine-3-12.html
*2旭川医科大学 硫酸アトロピン注射液: http://www.asahikawa-med.ac.jp/hospital/pharmacy/db/medis/1/1242405A1020.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


アトロピンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



添付ファイル: fileatropine.png 閲覧数 693回 [詳細]

この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-03-01 (日) 08:45:04