健康用語WEB事典

関連する用語

抗エストロゲン薬のひとつ。乳がんの治療薬。商品名はノルバデックスやタスオミンなど。乳腺ではアンタゴニストとして働き、子宮内膜や骨組織、脂質代謝においてはアゴニストとして働く。CYP2D6によって代謝され、アフィモキシフェン（4-ヒドロキシタモキシフェン）およびエンドキシフェンとなる。

代謝によって生じる物質の総称。-中間代謝産物-最終代謝産物（終末代謝産物）-一次代謝産物-二次代謝産物

シトクロムP450のひとつ。β遮断薬の代謝に大きく影響する。白色人種の5〜6%はこの酵素を持たない。CYP2D6によって主に代謝される医薬品は三環系抗うつ剤、抗ヒスタミン薬など70種以上とされる。

ある物質の化学構造を一部変化させることで生成される、元の物質に似た化学構造や性質を持つ物質のこと。誘導体とは有機化合物の一部分が官能基の導入、酸化、還元、原子の置き換えなど、母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のことをいいます。誘導体から見た、その誘導体の元となる物質は前駆体と言える。

外界からの取り込んだ物質を変化させる過程。体内で起こる全ての化学変化とエネルギー変換など。代謝には物質の変換に注目する物質代謝と、エネルギーの変換に注目するエネルギー代謝の2つがある。また、身体の細胞の入れ替わりの新陳代謝がある。物質の変化に着目した代謝の見方。摂取した化合物（栄養素）が体内で変換され、生物の身体で利用できる形となること。物質代謝には異化と同化の2つがある｡物質代謝とは、体の中の物質を分解（異化）したり合成（同化）したりすることで、体内で起きる物質の化学変化の…

参考文献一覧

ご意見・ご要望をお聞かせください。