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血漿に存在するリポタンパク質。遊離コレステロール、コレステロールエステル、中性脂肪、リン脂質、僅かな遊離脂肪酸などと結合している。脂質は水に溶けないため、血中では脂質粒子の周りをタンパク質が取り囲み親水性を増した状態で存在している。この複合体がリポタンパク質であり、構成タンパク質成分がアポリポタンパク質である。アポタンパク質とも。-ApoA(アポA)--ApoA1--ApoA2-ApoB(アポB)-ApoC(アポC)--ApoC2--ApoC3-ApoE(アポE)
ヒトや霊長類しか持たないとされるアポタンパク質。動脈硬化の増悪に関わるとされる。PAI-1や血液凝固因子に良く見られるクリングルドメインを多数持つ。LDLのApoBとApo
α-リポ酸の代謝によって生成されるAMPの誘導体。リポ酸転移酵素によってリポイル基がアポタンパク質に転移される。
血清脂質がアポタンパク質と結合してできるタンパク質の球。血液に溶けない脂質(コレステロール)を運ぶ役割をする。構造としては、中心部に脂質であるコレステロールやトリアシルグリセロールを含み、周辺部をアポリポタンパク質やリン脂質が覆っている。リポタンパク質の名称主な成分働きキロミクロントリグリセリド85%腸で吸収した脂質を肝臓へ運ぶVLDL(超低比重リポタンパク質)トリグリセリド55%肝臓から末梢組織に脂肪酸を運ぶIDL(中間比重リポタンパク質)トリグリセリド24%、コレステロー…
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