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フラボノイド系のポリフェノールのひとつ。クエルセチンやクェルセチンとも。分子式は C15H10O7ルテオリンにヒドロキシ基が1つ付加した誘導体。リンゴや玉ねぎ、シソなどに含まれる。食事で最も多く取り入れられるフラボノイドとされる。タマネギに含まれる抗酸化作用を持つ物質はケルセチンの配糖体とされる。強い抗酸化作用を持っている。また、様々な酵素の活動を活性化および抑制することで抗がん作用や抗炎症作用を発揮する。1993年にオランダで行われた疫学調査で、タマネギやりんごなどからケル…
血漿に存在するリポタンパク質。遊離コレステロール、コレステロールエステル、中性脂肪、リン脂質、僅かな遊離脂肪酸などと結合している。脂質は水に溶けないため、血中では脂質粒子の周りをタンパク質が取り囲み親水性を増した状態で存在している。この複合体がリポタンパク質であり、構成タンパク質成分がアポリポタンパク質である。アポタンパク質とも。-ApoA(アポA)--ApoA1--ApoA2-ApoB(アポB)-ApoC(アポC)--ApoC2--ApoC3-ApoE(アポE)
アポリポタンパク質のひとつ。アポBとも。LDLの大部分とVLDLの一部を構成する。リポタンパク質一つあたり1分子のApoBが含まれる。分子量200kDa。細胞からの分泌量を測定することで、間接的にコレステロールの分泌量を測定できる。二つのアイソフォームが存在する。-ApoB48-ApoB100
LCATの遺伝⼦異常による発現の欠損。難病のひとつ。HDLやアポBリポタンパク質の代謝異常、腎臓への遊離コレステロールの沈着による腎障害、角膜混濁、溶血性貧血、黄疸などの原因となる。患者の酸化LDL値が正常値の約3.5倍に上昇していることが報告されている。
プラスマフェレーシスのひとつ。体外にVLDL、LDLなどのアポB含有リポタンパク質を吸着させて除去する治療法。家族性高コレステロール血症に対して行われる。
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