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官能基のひとつ。-NH
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ナイアシンのひとつ。ニコチン酸のカルボキシル基にアミド基が結合した誘導体。NADの前駆体。ペラグラの治療に用いられる。商品名はゾンネ。肝臓で67mgのトリプトファンから1mgのニコチンアミドが合成される。ラットを用いた実験では、ストレプトゾトシンやアロキサンにより誘発される糖尿病の予防効果があるとされる。一方で過剰摂取による成長阻害が報告されている。ニコチンアミドおよびその関連化合物はミトコンドリアに局在することが示唆されている。
タンパク質で頻繁に見られる二次構造。毛髪の主要なタンパク質であるαケラチンや皮膚のコラーゲンなどは、ほとんどがαヘリックスから成る。そのため、細長い繊維が縦方向に弾力を持ち伸び縮みできる。ペプチド結合のあるカルボニル基が、4個先のアミノ酸のアミド基と水素結合を作ることによってできる。アラニンやロイシンはヘリックス構造に含まれやすいが、プロリンが含まれることは稀とされる。-右巻きの螺旋状構造-螺旋がが一巻き(360度1回転)する中にアミノ酸残基が3.6個含まれる(アミノ酸18個…
有機化合物の特徴を決める原子団のひとつ。化学反応の特性に注目した場合の原子団の分類。「官能」は「生物の諸器官の機能」を意味する。場合によっては置換基と同じ意味で使われる。官能基は物質の化学的属性(chemical profile)や化学反応性に着目した概念で、官能基というときにはそれぞれに固有の物性や化学反応性が想定されている。言い換えれば、官能基は化合物に特定の化学的な性質を与える役割を果たす。よって置換基と違い、副鎖として炭素骨格と一体化してしまう炭化水素基は含まないこと…
化粧品や工業的な用途に用いられる有機化合物。アミド基を持つオレイン酸。オレアミドとも呼ばれる。皮膚や目に対する刺激性がある。アミド基を有する脂肪酸で、睡眠関連物質として発見されている。
常温で刺激臭のある無色の気体。皮膚や目など粘膜に対する刺激性があり有毒。水溶液は塩基性を示す。化学式は NH3 体内で生じるアンモニアの大部分がタンパク質の加水分解の過程で生じるグルタミンやアスパラギンなどのアミノ酸に含まれるアミド基に由来するとされる。例えば、アミノ基転移反応によってグルタミン酸がα-ケトグルタル酸に変換される際に生じる。この体内で生じたアンモニアは有害であるため、尿素回路によって無毒な尿素に変換されて尿として排出される。アンモニアが正しく代謝されずに血液中…
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