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アミノ基転移酵素を参照。
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アミノ酸、イミノ酸のひとつ。主鎖の窒素原子と側鎖が共有結合した環状構造を持つ。分子式は C5H9NO2プロリンは通常アミノ酸のうち唯一のイミノ酸であり,イミノ窒素(第二級アミン)をピロリジン環状に含む環状アミノ酸である.プロリンは甘味を呈する。細胞内で水分含量に関わる浸透圧の調節、活性酸素の消去、タンパク質の安定化などの機能を有し、細胞を多様な環境の変化から保護することが報告されている。グルタミン酸から生合成される。コラーゲンに必須な構成要素。また、オルニチンからオルニチンオ…
アミノ酸がアミノトランスフェラーゼの働きによってアミノ基を失った化合物。示性式は R-Cクエン酸回路でのエネルギー源、グルコースや脂肪酸の合成の原料として使われる。体内には以下のα-ケト酸が存在する。-アセチルCoA-スクシニルCoA-フマル酸-ピルビン酸-α-ケトグルタル酸-オキサロ酢酸-アセト酢酸アセト酢酸以外は分解によってクエン酸回路に入り、最終的にエネルギーと二酸化炭素と水になる。
クエン酸回路において生成されるジカルボン酸。α-ケトグルタル酸とも呼ばれる。アミノ酸のグルタミンやグルタミン酸、プロリン、アルギニンなどの生成に必要。アミノ酸のアミノ基はアミノトランスフェラーゼによって2-オキソグルタル酸に転移し、アミノ基を受け取った2-オキソグルタル酸はグルタミン酸となる。このときアミノ基を失ったアミノ酸はα-ケト酸となる。2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ複合体によってスクシニルCoAに代謝される。
ある分子のアミノ基を別の化合物に移す反応を触媒する酵素。トランスフェラーゼのひとつ。トランスアミナーゼやアミノトランスフェラーゼとも呼ばれる。-アスパラギン酸アミノ基転移酵素-アラニンアミノ基転移酵素
アミノ酸のひとつ。体内ではピルビン酸から生成される。糖新生のために筋肉のタンパク質を分解した場合、アラニンが生成される。筋肉のタンパク質の分解によって生じるアミノ酸は,グルコースの解糖から得られるピルビン酸を利用して,筋肉のアミノトランスフェラーゼによってアラニンに変えられる。アラニンは血流で肝臓に運ばれ,ピルビン酸に戻された後,糖新生でグルコースに変えられる。常温でも高圧環境であれば、アラニン同士が結合してペプチドとなることが確認されている。
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