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葉酸の4位がアミノ基となった有機化合物。
ジヒドロ葉酸レダクターゼを阻害することで新生経路(デノボ経路)を阻害する。*1
関連する用語
ジヒドロ葉酸をテトラヒドロ葉酸に還元するレダクターゼ。ジヒドロビオプテリンをテトラヒドロビオプテリンに還元する活性を持つことが報告されている。タグ:
炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー(Friedrich Wöhler)によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛(石墨)-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:
新たなヌクレオチドを合成する経路。デノボ経路(de novo経路)とも。プリンヌクレオチドの場合、ペントースリン酸経路で合成されたリボース-5-リン酸から5-ホスホリボシルピロリン酸が生成され、それにアミノ酸であるアスパラギン酸、グルタミン、グリシンを利用してプリン骨格を持つイノシン一リン酸が合成され、最終的にATPとGTPが合成される。ピリミジンヌクレオチドの場合、アスパラギン酸やグルタミン酸を元にCTPとdTTPが合成される。
ビタミンBのひとつ。かつてはビタミンB9と呼ばれた。補酵素として働くビタミン。化学的にはプテロイルグルタミン酸に該当するプテロイルモノグルタミン酸およびプテロイルポリグルタミン酸のこと。食品には主にプテロイルポリグルタミン酸として含まれ、腸内の酵素によってプテロイルモノグルタミン酸となり小腸上皮細胞から吸収される。血球の生成を補助し、神経疾患や胎児奇形を防ぐ。メチオニンからホモシステインおよびホモシステインからメチオニンを合成する際にも必要。不足するとホモシステインが異常に増…
官能基のひとつ。単にアミノ基と呼ぶ場合は主に示性式 -NH2 で表される以下の構造を指すが、第二級アミノ基(-NHR1)や第三級アミノ基(-NR1R2)もアミノ基に含まれる。アミノ酸などに含まれる。水中でイオン化(電離)して -NH3+ として存在し得る。
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