最近更新された用語
アミンをリガンドとする受容体。
関連する用語
ヒスタミン受容体に結合するヒスタミンを競合阻害し、ヒスタミンの作用を遮断する医薬品。ヒスタミンがヒスタミン受容体以外の受容体に結合するのを阻害したり、中枢神経系での受容体の働きを阻害したりすることによる副作用もある。副作用は抗ヒスタミン薬が脳に移行しやすいことや、H1受容体以外のアミンの受容体にも結合しやすいことなどが原因とされる。抗ヒスタミン薬は,インバースアゴニストとして作用し,ヒスタミンH1受容体を不活性化する.抗ヒスタミン薬は古くから使用され,また,世界で最も使用され…
受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト(作動薬)-アンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)-インバースアゴニスト(逆作動薬)-パーシャルアゴニスト(部分作動薬)
ドーパミン以外の神経伝達物質に対して選択的に働く抗精神病薬。新規抗精神病薬とも。1980年代後半に導入され、現在では統合失調症の第一選択薬。副作用の錐体外路症状が現れにくいが、血糖値の上昇や体重の増加が起こる傾向がある。脳に存在するドーパミンD2受容体と5-HT2A受容体の機能を抑制することで効果を発揮するが、これらに類似する他のアミン受容体にも結合して不活性化するため、副作用として眠気、体重増加、高血糖、起立性低血圧などがある。-クエチアピン-オランザピン-クロザピン-リス…
ヒスタミン受容体のひとつ。平滑筋膜やシナプス後膜に存在し、それぞれ肥満細胞および神経終末より遊離されたヒスタミンを認識し、その情報を細胞内に伝える。抗ヒスタミン薬はヒスタミンがH1受容体に結合するのを防ぐ。アレルギー疾患における鼻詰まりや痒みなどの症状は,体内に侵入したアレルゲンの刺激により肥満細胞から放出されたヒスタミンが,ヒスタミンH1受容体に結合して活性化することが契機となって生じる.ヒスタミンH1受容体はGタンパク質共役型受容体(GPCR)の一種で,ムスカリン受容体や…
第一世代の抗ヒスタミン薬のひとつ。アミン受容体に対する高い親和性を持つ。ドキセピンは、H1R以外のアミン受容体でも保存されているアミノ酸に囲まれていました。このことは、ドキセピンが他のアミン受容体にもよく結合する原因の1つであることを示しています。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。