最近更新された用語
アメロジェニンを参照。
関連する用語
外胚葉由来の上皮細胞から分化して形成される細胞。アメロブラストとも。歯のエナメル質の形成に関わり、エナメル質のタンパク質であるアメロゲニンおよびエナメリンを産生する。エナメル質の形成の際に丈の高い円柱状の細胞となり、基底膜に向う部分に円錐形の突起(トームス突起)を生じる。
エナメル質の形成制御に重要な働きを持つ、主要なエナメル基質。エナメル芽細胞から産生される。アメロゲニンとも呼ばれる。疎水性のタンパク質。C末端のみは親水性。アメロジェニンを構成するアミノ酸はプロリンとグルタミン酸、グルタミンが多い。エナメル質形成不全症では、アメロジェニン遺伝子の異常が見られる例が報告されている。
エナメル基質のひとつ。エナメル芽細胞や象牙芽細胞の分化・増殖を制御する作用を持ち、歯根の形成に重要とされる。実際に、p21Cip1とP27Kip1の発現を促進して細胞増殖を抑制することが報告されている。また、他のエナメル基質の発現に影響を与えることも知られている。エナメル芽細胞においてアメロブラスチンを発現抑制したところ、アメロゲニンおよびエナメリンの発現抑制が認められた。またこのとき細胞増殖は促進されていた。アメロブラスチンは細胞分化を促進し、増殖を抑制することがが明らかと…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。