最近更新された用語
アルギニンを脱炭酸化するデカルボキシラーゼ。
関連する用語
アルギニンを脱炭酸化した有機化合物。大腸菌がアルギニンの代謝によって生成する。一部の腸内細菌グループの耐酸性機構によりアルギニンが利用され副産物としてアグマチンを放出し、別の腸内細菌グループがアグマチンを利用してATPを産生し、副産物としてプトレシンを放出する代謝経路が確認されている。大腸菌はアルギニン/アグマチン対向輸送体(AdiC)を介してアルギニンを吸収し、そのアルギニンは菌体内のアルギニン脱炭酸酵素(AdiA)によってアグマチンとなり、AdiCを介して放出される。
アルギニン脱炭酸酵素を参照。
カルボキシル基から二酸化炭素を離脱させる反応。
アミノ酸のひとつ。小児では必須アミノ酸。オルニチンが尿素回路で代謝されて生成される。尿素回路において、アルギニンはアルギナーゼによって加水分解され、尿素を生成すると同時にオルニチンとなり、そのオルニチンは再度シトルリンの生成に利用される。一酸化窒素合成酵素に触媒され、一酸化窒素の原料となる。
脱炭酸を触媒する酵素。脱炭酸酵素とも呼ばれる。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。