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アロステリック酵素(allosteric enzyme)

アロステリック因子が結合するアロステリック部位を持ち、アロステリック制御を受ける酵素のこと。*1

アロステリック酵素は複数の基質結合部位(活性中心)を持ち、第一の活性中心への基質の結合によって、第二の活性中心における活性を立体構造の変化を通して調節する酵素と言える。活性中心の一つに基質が結合すると、もう一方の活性中心に対する吸着性が著しく低下することが知られている。*2

タグ: 酵素 生化学

*1関生シケプリ ~物質代謝(metabolism) ①: http://plaza.umin.ac.jp/ycumed/data/seki_enzyme.pdf
*2酵素の構造と活性 東京大学教養学部 今堀和友: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcrsj1959/7/3/7_3_144/_pdf

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このページの最終更新日時: 2020-10-27 (火) 16:42:58