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3つのベンゼンが直線上に縮環した構造をもつ芳香族化合物。
関連する用語
コールタールの蒸留によって得られるクレオソート。ナフタレン、2-メチルナフタレン、ビフェニル、アセナフテン、フルオレン、フェナンスレン、アントラセンなどを主成分とする防腐剤。200種類以上の成分が含まれるとされる。クレオソート油には優れた防腐性能が認められており,古くから電柱,枕木を始め土木資材等の耐久性を必要とする各種の木材の保存処理剤として広く使われてきた。以前は発がん性物質であるベンゾアントラセンを含んでいたため、これらの含有量に基準値が設けられた。
コヨティロに含まれる毒性を持つ有機化合物。2つのアントラセン誘導体が結合した構造を持つ。in vivoにおいて酵母の細胞のペルオキシソームを選択的かつ不可逆的に傷害する作用やin vitroでのカタラーゼ阻害作用が報告されている。マウスの実験によって、生体中の肝臓のカタラーゼの活性は、何かしらの方法でペルオキシソミシンによる傷害から守られていることが示唆されている。-ペルオキシソミシンA1-ペルオキシソミシンA2
縮合環を形成すること。
3つのベンゼンが縮環した芳香族化合物。アントラセンの異性体。フェナントレンの酸化開環によってジフェン酸が得られる。
分子構造中にベンゼン環を代表とする環式構造を含み、独特の芳香を持つ化合物。単に芳香族とも呼ばれる。最初に発見された芳香族化合物はベンゼン。化学的には環式構造内に4n+2個のπ電子を持つ化合物。ベンゼン環をもつ化合物は、全て芳香族化合物に分類することができ、トルエン、フェノール、アニリンなどがこれにあたる。また、ベンゼン環を複数持つ化合物も芳香族化合物であり、ナフタレンやアントラセンなどがこれにあたる。
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