アンフィソーム(amphisome) †
オートファジーの分解過程でできる中間体。オートファゴソームがエンドソームと融合してできる。*1
オートファジーの分解基質がリソソームへ運ばれる経路には、オートファゴソームがリソソームと直接融合する経路と、アンフィソームを形成した後にリソソームと融合する経路の2つが存在する。
PACSIN1がアンフィソームとリソソームの融合を促進することにより、恒常的に機能する基底オートファジーや特定の分解基質を特異的に認識し除去する選択的オートファジーの一部を制御していることが報告されている。
PACSIN?遺伝子を欠損させた線虫や哺乳類の細胞ではα-シヌクレイン凝集体の蓄積が亢進することが確認されている。
タグ: オートファジー リソソーム オートファゴソーム エンドソーム 細胞 α-シヌクレイン
*1共同発表:オートファジー分解経路を制御する新たな因子を発見~栄養状態や分解物により選択、神経変性疾患医療への応用に期待~: https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220701/index.html
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このページの最終更新日時: 2022-07-02 (土) 07:12:54