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イソプレンを基本単位(モノマー)とする有機化合物の総称。イソプレノイドやテルペンとも呼ばれる。イソプレンの結合数によって以下のように分類される。-モノテルペン(2つのイソプレン、炭素数10)-セスキテルペン(3つのイソプレン、炭素数15)-ジテルペン(4つのイソプレン、炭素数20)-トリテルペン(6つのイソプレン、炭素数30)-テトラテルペン(8つのイソプレン、炭素数40)-ポリテルペン(上記より大きいもの)テルペノイドの生合成経路には、細胞質に局在するメバロン酸経路とプラス…
マラリア原虫や植物の色素体がステロイドやビタミンAなどのイソプレノイドの生合成を行う際の代謝経路。この経路においてイソプレノイドはイソペンテニル二リン酸の縮合によって生成される。非メバロン酸経路とも。ホスミドマイシンによって阻害される。カロチノイドやフィトールなどの生合成を主とする。一部の中間代謝産物をメバロン酸経路と交換している。
メバロン酸経路において5-ピロホスホメバロン酸から生成される有機化合物。イソペンテニル二リン酸とも呼ばれる。テルペンが生合成される時の基本単位であり、縮合によってイソプレノイドが生成される。異性体はジメチルアリルピロリン酸。
脂肪酸やイソプレノイド、リン脂質などの脂質によるタンパク質への化学修飾。タンパク質のプレニル化やN-ミリストイル化など。多くの細胞の機能発現過程において重要とされる。
真核生物の小胞体における糖鎖修飾の際に脂質キャリアとして用いられるポリプレノール(イソプレノイド)。真核細胞の細胞小器官が持つ生体膜に多く発現する。N-結合型グリコシル化をはじめとする様々な糖鎖修飾がドリコールの生合成に依存している。α-飽和ポリプレノールとも呼ばれる。主にN-結合型グリコシル化が起こる小胞体の細胞質表面においてドリコールリン酸マンノースやドリコールリン酸グルコースから生合成される。
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