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異性化酵素を参照。
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ヘキソサミン経路における、フルクトース-6-リン酸からグルコサミン-6-リン酸を生成する反応を触媒する律速酵素。L-グルタミン:D-フルクトース-6-リン酸アミドトランスフェラーゼとも。ヤマウルシ樹皮の成分である加水分解性タンニンによって阻害される。GFATは原核生物と真核生物のどちらのものも、N末端側のグルタミン結合ドメイン(ヒドロラーゼ)とC末端側のフルクトース-6-リン酸結合ドメイン(イソメラーゼ)を持つが、真核生物のものだけにこの2つのドメイン間に約70〜90個のアミ…
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
タンパク質のジスルフィド結合の形成を触媒するイソメラーゼ。ジスルフィド結合形成を通じてタンパク質のフォールディングを補助する。小胞体に豊富に存在する。活性中心に2つのシステイン残基を持ち、シャペロン活性を持つことが知られている。ビスフェノールAはプロテインジスルフィドイソメラーゼに結合し、そのイソメラーゼ活性を阻害する。オレキシン産生神経が持つ。一酸化窒素によるS-ニトロソ化で不活性化される。
リボース(D-リボース)の5位がリン酸化した有機化合物。イソメラーゼによってリブロース-5-リン酸から生成される。この反応は可逆的である。ペントースリン酸経路において生成され、核酸の原料となる。
タンパク質分子中のプロリン残基の異性化(シス体⇔トランス体)を触媒するイソメラーゼ。
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