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イノシン酸を参照。
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リボヌクレオチドのひとつ。イノシン一リン酸やIMPとも呼ばれる。塩基としてヒポキサンチンを持つ。鰹節や煮干しに含まれる旨味成分のひとつ。食品添加物として使用される場合はナトリウムとの塩(5'-イノシン酸二ナトリウム)の形をとる。イノシン酸はアクトミオシンをアクチンとミオシンに解離させる。これが畜肉の解硬(硬直が解けて軟らかくなること)を引き起こす原因の一つであることが示唆されている。タグ:
新たなヌクレオチドを合成する経路。デノボ経路(de novo経路)とも。プリンヌクレオチドの場合、ペントースリン酸経路で合成されたリボース-5-リン酸から5-ホスホリボシルピロリン酸が生成され、それにアミノ酸であるアスパラギン酸、グルタミン、グリシンを利用してプリン骨格を持つイノシン一リン酸が合成され、最終的にATPとGTPが合成される。ピリミジンヌクレオチドの場合、アスパラギン酸やグルタミン酸を元にCTPとdTTPが合成される。
構成される糖としてリボースを含むヌクレオチド。リボチドとも呼ばれる。以下の4種類はRNAを構成する単量体となる。-アデニル酸(アデノシン一リン酸、AMP)-グアニル酸(グアノシン一リン酸、GMP)-シチジル酸(シチジン一リン酸、CMP)-ウリジル酸(ウリジン一リン酸、UMP)これら以外にも、食品中の旨味成分となる以下のリボヌクレオチドがある。-イノシン酸(イノシン一リン酸、IMP)-キサンチル酸(キサントシン一リン酸、XMP)
リン酸と糖(リボースまたはデオキシリボース)と塩基からなる有機化合物。糖としてリボースを含むものをリボヌクレオチドと呼ばれ、デオキシリボースを含むものはデオキシリボヌクレオチドと呼ばれる。リボヌクレオチドはRNAの構成単位となり、デオキシリボヌクレオチドはDNAの構成単位となる。リン酸を持たないものはヌクレオシドと呼ばれる。ホスホジエステル結合によってヌクレオチドが複数つながることで、鎖状構造が形成される。結合している核酸塩基と糖の種類によって以下のように分類される。 核酸塩…
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