最近更新された用語
官能基のひとつ。-C3H4N2 で表される環状構造(イミダゾール環)。
関連する用語
イミダゾール基を有するアミノ酸結合体(ジペプチド)の総称。イミダペプチドやヒスチジン関連化合物とも呼ばれる。疲労や酸化ストレスを抑える効果があると考えられている。活性酸素を消去する抗酸化作用があり、経口摂取すると骨格筋に移行すると報告されているため抗疲労物質として働くと考えられている。鶏胸肉やに多く含まれることが知られている。また、回遊魚などの長時間の連続した運動を行う生物の骨格筋中に多い。イミダゾールジペプチドは鶏胸肉中に豊富に含まれており,ヒトや動物の骨格筋や脳などに高濃…
複素環式化合物のひとつ。分子式は C3H4N2イミダゾール基を有するジペプチドはイミダゾールジペプチドと呼ばれ、抗酸化および抗疲労作用を有するとされる。
α2受容体へ作用して鎮痛作用を発揮する有機化合物。主に青斑核のα2受容体に作用する。メデトミジンの右旋性エナンチオマーで、α2受容体への親和性が高く、同じα2受容体アゴニストのクロニジンに比べて約8倍高い選択性を持つ。イミダゾール基を持つため、イミダゾリン受容体にも作用する。脳内のαアドレナリン受容体に作用して効果を発揮するため、他に汎用される鎮静剤と異なる特徴を有します。鎮静効果は強くありませんが、鎮痛効果、交感神経興奮抑制効果を有し、動物実験では抗炎症効果を有することも報…
有機化合物の特徴を決める原子団のひとつ。化学反応の特性に注目した場合の原子団の分類。「官能」は「生物の諸器官の機能」を意味する。場合によっては置換基と同じ意味で使われる。官能基は物質の化学的属性(chemical profile)や化学反応性に着目した概念で、官能基というときにはそれぞれに固有の物性や化学反応性が想定されている。言い換えれば、官能基は化合物に特定の化学的な性質を与える役割を果たす。よって置換基と違い、副鎖として炭素骨格と一体化してしまう炭化水素基は含まないこと…
ワサビや大根などのアブラナ科植物に含まれる加水分解酵素。β-チオグルコシダーゼとも呼ばれる。イソチオシアネートの配糖体(シニグリンなど)のグリコシド結合を加水分解し、硫酸基を離脱させることでイソチオシアネートを生成する。ミロシナーゼの至適温度は35〜40℃。わさびの辛味は,わさびをすりおろすと酵素ミロシナーゼが働き,わさびの持つ配糖体シニグリンを分解し生じるからし油,即ちアリルイソチオシアネートを主成分とする揮発性含硫化合物によることはよく知られた事実である。アスコルビン酸(…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。