最近更新された用語
一型糖尿病を参照。
関連する用語
糖尿病のひとつ。治療にインスリンの投与が必要になるためインスリン依存性糖尿病とも呼ばれる。自己免疫疾患のひとつでもある。膵臓のβ細胞に対する自己抗体による自己免疫によってβ細胞の破壊が起こり、必要な量のインスリンの分泌ができなくなることが原因とされる。肥満やメタボリックシンドロームに関係なく300人に1人の割合で発症していることが知られており、遺伝的な要因によると考えられている。自力でインスリンの分泌ができないため、毎日注射によってインスリンを体外から補充する必要がある。
糖ではなく脂質(からできるケトン体など有機酸)を主な栄養源とする状態または、その状態によって引き起こされるケトン体の蓄積によって起こる症状。ケトン症や高ケトン血症とも呼ばれる。ダイエットや摂食障害、一型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)で起こる。血液中にケトン体という脂質の代謝産物がたまって、ケトーシスという状態におちいります。ケトン体は強い酸性の物質のため、 血液が過度に酸性になり、重症な場合には昏睡状態におちいることもあります(これを糖尿病性ケトアシド-シスといいます)。ケ…
自己を構成する物質の分子が抗原となったもの。通常は免疫学的寛容によって抗原としては認識されない。自己免疫疾患の原因となる。自己抗原の発生原因は、HLAの遺伝子によるものと考えられている。たとえば、インスリン依存型糖尿病患者の約8割が「DQ8」と「DQ2」とよばれるHLAタイプをもち、関節リウマチ患者の約8割が「DR4」とよばれるタイプをもつ。そのほか、多発性硬化症、バセドウ病、重症筋無力症など、さまざまな自己免疫疾患が特定のHLAタイプと高い相関をみせ、親から子へと遺伝してい…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。