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糖尿病の注射薬。
膵臓から分泌されるインスリンと同じものを注射で補う。
副作用として低血糖が起きる可能性がある。
関連する用語
膵臓のランゲルハンス島に存在するβ細胞から分泌されるペプチドホルモン。ショウジョウバエから哺乳類まで進化的に保存されている。インシュリンとも。血糖値を下げる唯一のホルモン。糖尿病は、インスリンを分泌するβ細胞の不全または体にインスリン自体が効きにくくなるインスリン抵抗性によって起こる。肝臓や筋肉(主に骨格筋)に作用し、血液中のグルコースを取り込んでグリコーゲンを合成する。取り込んだグルコースを直接エネルギー代謝に利用する(糖代謝)ほか、脂肪細胞に働いて取り込んだグルコースを材…
2014年に登場した糖尿病の治療薬。SGLT2に対する阻害効果によって尿への糖の排出を促進することで血糖を下げる。現在では現在は6種類が使用可能で、糖尿病のみならず心不全などの循環器疾患や慢性腎臓病などの多くの生活習慣病治療に用いられる。腎臓に作用し、尿中にブドウ糖(グルコース)を大量に出すようにすることで血糖値を下げる薬。体重が落ちるのが特徴。脂肪萎縮性糖尿病に効果があることが確認されている。難治性の糖尿病を呈する脂肪萎縮症に対して糖尿病の経口治療薬である SGLT2 阻害…
血液中のブドウ糖(グルコース)を調整するインスリンを分泌するβ細胞の異常や、インスリンが自体が効きにくくなることによって血糖が増え、血糖値が上がる病気。血液中のブドウ糖が尿に漏れ出る(糖尿が出る)ことからその名前が付けられた。糖尿病の患者数は国内に約1000万人ほどと言われている。初期には自覚症状はほとんどないが、合併症を引き起こす可能性の高い危険な疾患。糖尿が出た時点で糖尿病はかなり進行していると考えられる。血液中のグルコースがうまく消費されず、代わりに脂肪が消費されるため…
胃の裏側に存在する重さ約100gの臓器。膵臓から分泌される消化液は膵液。膵臓のランゲルハンス島からはインスリンなどの様々なホルモンが分泌される。膵液中には、タンパク質、脂肪、炭水化物などの栄養素の消化酵素が多く含まれている。また、膵臓に存在するランゲルハンス島と呼ばれる部分のベータ細胞からは、炭水化物などの利用に重要な役割を果たすインスリンが分泌される。
微小な針を通して体外から血管内に物質(薬剤)を注入すること。薬剤が肝臓などによる代謝を受けないため最も効果が現れやすい反面、副作用も生じやすい。
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