健康用語WEB事典

インドメタシン(indometacin)

非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。インドメサシンとも。商品名はインダシン

インドメタシンの化学構造

シクロオキシゲナーゼCOX-1)の阻害によってプロスタグランジン生合成を抑える結果としての抗炎症作用の他に、抗がん作用を持つことが知られている。*1*2

インドメタシンの抗がん作用はブレオマイシンアドリアマイシンシスプラチンなどとの併用によって増強される。*3

*1インドメタシンの新たな抗がん機構の解明:シクロオキシゲナーゼ阻害非依存的作用の探求: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/137/4/137_4_177/_article/-char/ja/
*2名城大学薬学部 薬品作用学研究室 非ステロイド性消炎鎮痛薬: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/Diseases_Drugs/NSAIDs.htm
*3KAKEN — 研究課題をさがす | 腫瘍組織浸潤マクロファージの性状解析と新規免疫化学療法剤標的の探索 (KAKENHI-PROJECT-11771447): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11771447/

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このページの最終更新日時: 2019-01-28 (月) 18:59:17