インポスター現象(impostor phenomenon) †
学問的・専門的分野において、客観的に成功しているという根拠があるにも関わらず、本人は虚偽感や無価値感を抱き、知的な面で他者を欺いていると感じる内的経験。インポスター(impostor)は詐欺師の意。インポスター症候群とも。*1*2
1978年、臨床心理学者のポーリン・ローズ・クランスとスザンヌ・イメスによって提唱された概念。
インポスター現象を経験しやすい者の特徴として、以下の四つが挙げられる。
- 成功が運などの外的要因に帰属する
- 自分の能力に自信が持てない
- 他者に無能さが見破られることを恐れている
- 自分自身に課す基準が高い
女性はインポスター現象に陥りやすい傾向にあることが指摘されている。
タグ: 心理学
*1名古屋大学学術機関リポジトリ インポスター現象研究の概観 藤江里衣子: https://nagoya.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=14229&item_no=1&page_id=28&block_id=27
*2【コラム】 自信がないのは 当たり前 | 東北大学男女共同参画推進センター TUMUG 鈴木杏奈 [流体科学研究所 助教]: http://tumug.tohoku.ac.jp/blog/2017/08/30/10406/
*2【コラム】 自信がないのは 当たり前 | 東北大学男女共同参画推進センター TUMUG 鈴木杏奈 [流体科学研究所 助教]: http://tumug.tohoku.ac.jp/blog/2017/08/30/10406/
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このページの最終更新日時: 2020-10-20 (火) 06:04:35