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ウイルスが原因となって発症する感染性胃腸炎。
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核酸(DNAまたはRNA)をタンパク質の殻で囲んだ物体。ウィルスとも表記される。細胞を持たず、自らは代謝や繁殖も行わない。また無機化合物のように結晶を作るため、生物と無生物の間の存在と言われる。ゲノムとする核酸(コア)の種類によってDNAウイルスとRNAウイルスに大別される。ウイルスの大きさは、ほとんどのものが2030nmで、大きいものでも数百nmであり、細胞に比べてはるかに小さい。他の生物の細胞に自分の核酸を送り込んで増殖する。ウイルスの感染を受けた細胞は死滅するが、ウイル…
細菌やウイルスなどの微生物の経口感染によって下痢や嘔吐、腹痛、発熱などの症状をきたす疾患の総称。その原因となる微生物によって以下のように分類される。-細菌性胃腸炎-ウイルス性胃腸炎
ロタウイルスやアデノウイルスによって引き起こされる感染症。小児仮性コレラや白痢とも呼ばれた。最も多いウイルス性胃腸炎とされ、主な症状は下痢や嘔吐。ロタウイルスが原因の場合は便が白くなる。
レオウイルスのひとつ。乳幼児嘔吐下痢症の原因となる。正20面体の三層構造。電子顕微鏡で見ると車輪状であるため車輪の意味をもつラテン語である「rota」から命名された。
ウイルス性胃腸炎の原因となるカリシウイルス科のウイルス。 小型のウイルスで直径が30~38nm。形は正20面体の球形。エンベロープを持たないウイルス。2002年以前はSRSV(小型球形ウイルス)と呼ばれていた。牡蠣などの二枚貝、またはそれに触れた食材から感染する。特に牡蠣が原因になる件数が圧倒的に多い。123月の冬場に流行する。12日の潜伏期の後、突然下痢や嘔吐、腹痛などが起きる。症状回復後も23週間は便にウイルスが排出されるため、集団感染に注意が必要。ノロウィルスは加熱する…
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