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多発血管炎性肉芽腫症を参照。
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1982年に腎臓における血管炎の症例から発見されたIgG型の自己抗体。以下の4つの血管炎に関わる。-顕微鏡的多発血管炎-多発血管炎性肉芽腫症(ウェゲナー肉芽腫症)-好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグ・ストラウス症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎)-腎限局型血管炎ANCAは以下の2種類に分類される。-PR3-ANCA-MPO-ANCAANCAは、その間接蛍光抗体法の染色パターンから、主として細胞質がびまん性に染まる cytoplasmic ANCA
上気道(鼻、副鼻腔、中耳、眼窩)、下気道(気管支、肺)、腎臓(糸球体)などにおける血管に炎症や肉芽腫が発生する疾患。旧称はウェゲナー肉芽腫症(2012年以前)。血管に起こる自己免疫疾患。抗好中球細胞質抗体(ANCA)のひとつであるPR3-ANCAが発症および進行に関わる。症状は発熱、体重減少、紫斑、関節炎や口腔、耳鼻咽頭、目、肺における様々な異常。
病原体に感染した細胞を囲い込み、それが必要とする栄養や酸素を遮断するために形成する組織。数種類の血球が集まって形成される。大型化したマクロファージである類上皮細胞や多核巨細胞も含まれる。類結核型とらい腫型があり、後者はマクロファージ内に生きたらい菌が存在し続けて予後が悪い。サルコイドーシスや多発血管炎性肉芽腫症(ウェゲナー肉芽腫症)などで確認される。肉芽腫は刺激物質に対して生体防御機能を発揮するための新しい組織形成であり,マクロファージ,リンパ球,好酸球,形質細胞などから構成…
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