健康用語WEB事典

ウエストナイルウイルス(West Nile virus)

によって媒介されるフラビウイルスフラビウイルス属のウイルス。直径40〜50nmの球形。1937年にウガンダのウエストナイル地方で確認された。*1*2

ウエストナイル熱およびウエストナイル脳炎の原因となる。東アジア、東南アジアを除く広い地域で感染が確認されている。

自然宿主である鳥類との間で感染環を形成し、自然界で維持されている。ヒトやウマなどが終末宿主となる。ヒトにおける潜伏期間は3〜15日。約80%は不顕性感染とされる。

*1ウエストナイル熱・脳炎 高崎智彦 国立感染症研究所ウイルス第一部第二室室長: http://plaza.umin.ac.jp/~jsv/journal/v57-2pdf/virus57-2_199-206.pdf
*2国立感染症研究所 ウエストナイル熱/ウエストナイル脳炎とは: https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/221-wnv-intro.html

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このページの最終更新日時: 2020-03-03 (火) 10:43:15